Snow Manの恐竜手記 - Part2

 

 

おおきく振りかぶって - だてなべ

ラウールくん加入当初、どうやら距離感迷子だった2人。個人的に、1年間でラウールくんとの関係性がもっとも変化したのはこの2人だと思います。

 

 

 

”セクシーロイヤル美しく”

妹2人持ち、美作あきらを地で行く男・宮舘くん。

 

問い:突如10歳下の弟ができた時、人はどのような行動を取るでしょうか。

答え:目の前に大量の駄菓子を並べ、「いっぱい食べろ。」と言い放ちます。

(ラウール「いや、マジでいらないです(笑)。」)

 

 

この他にも、ラウールくんが当時ハマっていたお絵描きアプリの完成品を宮舘くんに送ったところ、「すごいね、よく頑張りました!」と返ってきたりなど、加入初期の名(迷)エピソードはいくつもありますが、

曰く「俺が一番とっつきにくいタイプかなと思って自分から話すようにはしてた」そう。

 

 

真面目で実直な性格ゆえ、ひたむきな努力でなんでも器用にこなすイメージがありますが、意外なところで不器用な一面もあるんですね。

 

 

このようにゼロから関係がスタートした2人ですが、今では宮舘くんについて「道標として見習っていきたい」とラウールくんが語るまでに。なるほど、宮舘くんは行動で示すタイプだったのかと合点がいきました。

 

 

その不器用なアイラブユーは、背中越しにしっかりと伝わっていたようです。

 

 

雑誌の撮影現場では見得を切るポーズをし合ったり、ドッキリ企画ではキッチンに並んで立っていたりなど、実は岩本くんよりも先に(!)ラウールくんにパパ認定されていた宮舘くん。OK, Googleマイガール

 

 

この2人に関しては、まだまだ未知だなというのが正直なところ。

ですがロマンチストの宮舘くんなら、もちろん知っているはず。

9本の薔薇の花言葉は、「いつも一緒にいてください」

 

 

 

 

 

 

 年の離れたラウールくんを気遣い、歩み寄ってきてくれたお兄ちゃんたち。その甲斐もあり、徐々に打ち解け始めたラウールくんが踏み出した、はじめの一歩は渡辺くんでした。

 

 

「かわいい」「好き」とストレートに愛を表現し、ぴたりとくっついてくるラウールくん。そんなド直球ラブコールを受け、照れ屋な渡辺くんは変化球で応えます。

 

 

「上のみんなと10歳も離れてる気がしない。そんなに離れてるはずがないと思ってる!」

というラウールくんの発言を知ってか知らずか、16歳のラウールくんと対等であろうと接することで好意を伝えてくれました。

 

 

基本的には”来る者拒まず”な渡辺くんですが、そこから相手に対し心を開くかどうかはまた別の話。

その複雑な形の鍵穴を開けた先で初めて、彼からストレートが投げられます。

 

 

少年たちで披露した手紙はその最たるもので、加入組3人に対し、「入ってくれてありがとう」と感謝を述べ、「悪く言う人がいれば僕が許さない」と守ると誓い、「俺たち家族なんだから」と操を立てる様子には、

愛する人間のためなら己が傷つくことをも厭わない、義理と人情を重んじる渡辺くんの、純度100%の本心がそこにありました。

 

 

今では2人で仕事の話をするほどの仲になり、

「年の離れた自分の立場をうまく利用し、みんなが言いにくいことを代弁してくれる」と評してくれる渡辺くんですが、その後に続く

「精神年齢は絶対僕より上(笑)」という一文には、やはり照れ隠しが。

 

 

言葉の節々に隠された「好き」の二文字は、ラウールくんにとってどんなに綺麗な宝石よりもキラキラ輝いて見えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中を預けて刀を振るう姿に、ラウールくんは何を思うのでしょうか…

 

 

 

 

-Part3へ続く

 

 

 

 

Snow Manの恐竜手記 - Part1

 

 

 2019年1月17日にSnow Manが9人組になることが発表されてから1年の月日が経ち、デビューまで後5日となりました。

 

発表当初はまさに阿鼻叫喚の図で、賛否両論というよりも圧倒的に否定的な意見が多かったように思います。当時15歳、中学3年生だったラウールくんはまさに渦中の人でした。

 

 

発表から約2ヶ月後、横アリでの単独公演を皮切りに、滝沢歌舞伎ZERO、Johnny's Island Festival、Summer Paradise、デビューを発表した8.8祭り、少年たちと、現場を経るごとにその関係性も深まっていきました。

 

 

本人たちも1年でここまで仲良くなれるとは思っていなかったという旨の発言をしていましたが、このように絶えず続いた現場によって密な時間を共有してきたということが大きかったのではないでしょうか。

 

 

そんな激動の1年を経て、ラウールくんが8人の兄たちとどんな関係性を築いてきたのか、拙い文章ではありますが独断と偏見で書いていきたいと思います。

 

 

 

 

背中のカタルシス- いわふか

「1つの核家族ができた」とは言わずと知れた阿部くんの名言。Snow Manの公式親子。

 

 

 

「大事なものを守るために鍛えている」

そんな言葉を幾度となく耳にしてきましたが、例に漏れずラウールくんも、その鍛え上げられた広い背中に守られてきました。

 

 

滝沢歌舞伎ZERO期間中、体力的にも精神的にも追い込まれていたラウールくんの一番の支えとなったのが岩本くんでした。

それまでとは180度違う環境に置かれ、感情をうまくコントロールできずに訳もなく涙が出てきたりと… そんな時によく相談に乗ってもらっていた、という話は既出でしたが、つい最近、公演中にも泣きついていたとの話も出ていました。

 

そして特筆すべきは、これらのエピソードはすべてラウールくんによる発言だという点でしょう。

 

1日のうちに何度も涙を流していたラウールくんが、「その涙は隠さなかったよ。メンバーだから見せた。その時の感情も話して、すごく助けてもらった。」「特に岩本くんにはよく話を聞いてもらった。」

と後に語った通り、剥き出しの感情を受け止め、それを当たり前だと、造作もないことだと言わんばかりに支えてくれた岩本くんを始めとするメンバーたち。

 

 

ラウールくんが岩本くんに対し、度々尊敬の念や憧れを述べる胸の内は、私たちの想像以上に深い信頼があるのでしょう。

 

 

1日Snow Manのメンバー誰かと入れ替わるなら?という質問に、岩本くん一択だと答えるラウールくん。俺なんだ、嬉しいなと言う岩本くん。

 

 

いつも一歩前にある、多くを語るその背中は、ラウールくんにとって何よりも強力で偉大な指針なのです。

 

 

 

 

 

 

 加入当初から誰よりも「かわいい」と口に出し続け可愛がり、居場所を作ってくれたのが深澤くん。

大きな愛で未来を語る深澤くんの言葉に、ラウールくんのみならずたくさんの人が救われ、導かれてきたはずです。

 

 

増員当初、周りから背負いすぎているのではないかと言われつつ、「そんなことないよ」と気丈に振る舞っていた深澤くんと、

自らを「誹謗中傷を熱に変えるタイプかもしれない。」と分析していたラウールくん。

 

 

年はほぼ一回り離れていますが、根本的な気質は似ているのではないでしょうか。深澤くんもまた、ラウールくんと同じく滝沢歌舞伎ZEROで大きな転機を迎えました。

 

 

きっと増員当初の発言も、嘘偽りなく本心からの言葉だったと思いますが、公演期間中に迎えた27歳の誕生日、涙まじりにそれまでの感情を吐露したことは深澤くん本人も忘れられない出来事だと言います。

 

 

そうして鎧を脱いだ2人の口からやっと弱音チックな言葉がぽつり、ぽつりと出始めた頃、2人の距離も変化していきました。

 

 

成人式には全員スーツで参列、初めてのお酒はメンバーと、と語るラウールくんに対し、20歳になって一緒にお酒を飲んだ日には泣いちゃう!だなんて、それほど強固な絆が存在していることがわかります。

 

さらにはラウールくんを「逸材だ」と評し、「兄としては、その才能を最大限に開花させられるように導きたい」とも。

 

 

導きたい、なんてそれこそ親か先生じゃないとなかなか出てこない言葉ですし、どれだけ関係性が深くなろうとも出てくる言葉は変わらず「かわいい」だなんて、深澤くんにとってラウールくんは、いくつになっても可愛い弟のままなのでしょう。

いつの間にか呼び名も「ラウール」から「ラウ」に変わっていましたね。

 

 

こんなにも深く愛情を注いでくれる深澤くんは、やはり愛の人だと思います。愛情ふっかさん!

 

 

 

 

 

 

 リーダーと最年長、2つ並んだ背中にラウールくんは何を思うのでしょうか…

 

 

 

 

-Part2へ続く